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人の健康を支える医療やヘルスケアの実現は、特に高齢化社会で必要性の高い技術目標であります。個々人の健康を保ち、テーラーメイド医療サービスを可能にするための、様々な医療用機械システムは、未来の重要技術であります。そこで、本バイオ・医療イノベーション・プロジェクトでは、メカニカルエンジニアリングとバイオエンジニアリングとを融合した先端的医療支援技術に関わる研究を推進しております。具体的には、高度な情報技術や制御技術、ロボティクス技術に支えられた遠隔医療診断システムや高精度低侵襲手術ロボットの開発研究、流れを構成するミクロな要素(分子、気泡など)をマクロな流れの現象に適用した悪性腫瘍の造影手法の研究、非侵襲超音波利用腫瘍治療システム、キャビテーション気泡の崩壊現象を利用した結石破砕システムの開発研究、伝熱工学を巧みに利用した低侵襲凝固治療手法の研究、マイクロ加工・計測技術とナノ・マイクロメカトロニクス技術とに支えられたDNAのハンドリング技術を用いたバイオナノシステムの構築などの研究を行っています。本報ではいくつかの研究を紹介いたします。 |
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