21世紀COEプログラム「機械システム・イノベーション」の活動の柱の一つとして「専攻を越えた横断型博士課程教育プログラム」を実施しています。主としてCOEプログラム関連7専攻の博士課程学生のうち、研究拠点形成アシスタント(RA)に採択された人を対象としています。

　この教育プログラムでは専攻横断型の通年の大学院講義「機械システム・イノベーション」を開催しており、事業推進者の担当者と特任助手、拠点形成特任研究員(PD)の協力のもとに実施しています。受講者は、4〜5程度からなる7チームに分かれ、チームごとに課題を設定した上で、課題に対する討論を行います。社会に存在する技術的問題を発見し、定式化し、最終的に、それを解決するための様々な提言を行います。その過程で、プロジェクトマネジメントやチームワークを習得することも目的とします。

　本講義の総決算として以下のように最終成果報告会を実施します。報告会では、各チームの一年間の活動成果の英語による概要発表と、ポスタセッションによる発表を行うとともに、産業界の参加者を交えて総合討論を実施して本教育プログラムに対する議論を行います。広く産業界、大学、学生からご参加いただき、交流していただきますようお願いいたします。