人材育成方針
1 工学と社会とを俯瞰することのできる能力の涵養
主指導教員・副指導教員制度の実施: 研究の幅や視野を拡げるため, 主指導教員の研究室のみならず, 専攻を越えた副指導教員の研究室にも属します.
境界領域, フロンティア領域のカリキュラムを強化します.
キャリアパスをサポートするため, 21COEのトランスディシプリナリ・レクチュアを発展させ, 企業で活躍する博士課程修了者等による講演会(イブニングセミナー)を実施します.
国内インターンシップ: 博士課程の学生を企業に送り込むだけではなく, 企業から積極的に教育に関与していただきます(社会連携講座, 産総研, 理研, JAXA).
国際インターンシップ: 海外企業をも対象としたPBLを実施します.
2 国際性と深い専門知識とに基づいた競争力の涵養
海外への派遣: 海外の大学, 研究所に数ヶ月程度 / 年滞在し, 共同研究を推進する. 大学が計画中の130拠点(工学系30 拠点)の大学・研究所を可能とする. 既にスタートしています. 工学系フェローを活用した拠点整備を行います.
海外からの招聘: 海外の著名な大学, 研究所から博士課程学生, ポスドクを招聘し, 国際的教育研究環境を拠点内に実現します. サマーキャンプなどの合宿形式で英語での討論を行い, コミュニケーション力, 競争力を伴った専門力を培います.
3 産業界・学術界で活躍するためのリーダーシップの涵養
21COEの専攻横断型博士コースを発展させ, RA, ポスドク候補者に研究プロジェクトの企画立案させ, 競争的に予算措置を行います. 若手融合研究への予算優先配分. 成果の評価による次年度以降の予算配分を決定します.
4 優秀な留学生の確保
国外の大学での集中講義, セミナーを行うとともに留学生特別コース(学際デザインコース)と連携した留学生受け入れと経済的支援を行います.