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第25回イブニングセミナー / 第4回実践リーダーレクチャー 講演者: 長井 寿 (物質・材料研究機構、ナノ材料科学環境拠点 拠点マネージャー) 担当:機械工学専攻 酒井信介
2011.05.26
工学部2号館2F 221号講義室
GCOE 「機械システム・イノベーション国際拠点」
第25回イブニングセミナー
第4回実践リーダーレクチャー
物質・材料研究機構
ナノ材料科学環境拠点 拠点マネージャー
長井 寿
日 時:2011年5月26日(木) 16:30~18:10
場 所:東京大学工学部2号館2F 221号講義室
講演内容:工学の第3の波を期して-ヘンリー・ダイヤーの日本への思いを読む
要旨:
誰が原発事故などの問題を解決するのか?できるのか?もし、この現代社会が高度に科学・技術が発達した社会であるなら、その責任主体は科学者であり技術者であるべきだ。
だが「さらば工学部」が日本の基調であるとすれば、日本の問題の解決は他所の国からやってくる科学者や技術者にお任せする時代がくると言うと非現実的だろうか?
実は「工学部」は日本の発明だった。今日の事態はそれが歴史的失敗だったことを意味するのかもしれない。それでは、「工学部」の設計図を描いたスコットランド人ヘンリー・ダイヤーの思いに立ち戻り、日本の工学の「克復(=元の健康な状態を取り戻すこと)」ができるのか、できるとしたらその道筋は何かを一緒に考えてみたい。
本件連絡先:
東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻・教授 酒井信介
E-mail: sakai@fml.t.u-tokyo.ac.jp
GCOE事務局 E-mail: gmsi-office@mechasys.jp, Phone: 03-5841-7437
添付ファイル: 第25回イブニングセミナー.pdf