トランスディシプリナリ・レクチュアシリーズ第2回として本学農学生命科学研究科鷲谷いずみ教授をお迎えし、「自然との共生と生態系管理」について御講演いただきます。鷲谷先生は学部・大学院講義として多くの野外実習を指導されるなどフィールドワークを中心とした保全生態学の研究教育を行われており、21COE「生物多様性・生態系再生」の拠点リーダーも務められています。レクチュアでは生態系の危機の進行と生態系の管理・再生の必要性、水田、水辺、里山での共生の知恵を将来にどう生かすか、などについて広い視点からお話しいただきます。理学分野でのサステナビリティ、LCA、バイオマスといった概念に触れる、あるいはバイオそのもののフィールドワークに触れる良い機会です。工学と理学の相違等をご教示いただける絶好の機会ですので積極的な参加を期待します。