日時:2008年1月25日(金)
場所:浅野キャンパス 武田先端知ビル 武田ホール
グループ1
消費者意識改善による電力消費量削減システムの開発
Development of a system to reduce household energy consumption by increasing residents' awareness |
構成メンバー:
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森 亮太 |
(航空宇宙工学専攻) |
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成岡 優 |
(航空宇宙工学専攻)
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松原 基行 |
(環境海洋工学専攻) |
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馮 凱 |
(機械工学専攻) |
概要:
近年、地球温暖化などエネルギー消費量の増大が問題となっている。しかしながら機器の効率化には限界があり、自発的に消費者がエネルギー削減に取り組むことが求められている。そこで消費者の自発的節約を促すシステムを、本プロジェクトでは提案する。提案したシステムは、個々の機器の電力消費量を測定する電力計、ならびに無駄な消費を監視・警告する端末からなり、消費者はリアルタイムで節約を意識しなければならない。提案したシステムは実際に家庭で実験を行うことで、その有効性を検証した。
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グループ2
イノベーション・ノミニケーション
Innovation for Nominication to be the best drinker |
構成メンバー: |
石田 圭輔 |
(システム量子工学専攻) |
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島添 健次 |
(バイオエンジニアリング専攻) |
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八木 重郎 |
(原子力国際専攻) |
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吉澤 良典 |
(航空宇宙工学専攻) |
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チャン イェ |
(機械工学専攻) |
概要:
従来、アルコールは人のコミュニケーションを円滑にさせ、人の考え方を柔軟にさせることが知られている。しかし、同時に飲みすぎてしまい様々な失敗を経験した人も多い。そこで、本プロジェクトにおいて、コミュニケーションや柔軟な思考にする「酔い」を数値化し簡易デバイスを作成することを目的とする。このプロジェクトにより、最適な酔いの状態や不適切な酔いの状態を誰もが飲みながら把握でき、従来のコミュニケーションがさらに円滑になる。また、思考方法に新たな手法を提供することができると考える。具体的には、コミュニケーションの円滑化や思考の柔軟性をもたらす原因は、アルコールにより理性を司る大脳新皮質の麻痺によるものであることが知られている。そこで、我々は大脳新皮質の麻痺の程度を「酔い」の程度とし、血圧等の身体的データから血中アルコール濃度を導き出し大脳新皮質の麻痺を評価し、定量的な値を導き出す。
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グループ3
二酸化炭素排出量に基づいた森林バイオマスの供給方法の検討
Forest biomass supply method based on the amount of carbon dioxide emission |
構成メンバー: |
南部 陽介 |
(航空宇宙工学専攻) |
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今野 友和 |
(航空宇宙工学専攻) |
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南 さつき |
(システム量子工学専攻) |
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山下 紘司 |
(地球システム工学専攻) |
概要:
地球温暖化対策のため、カーボンニュートラルであるバイオマス資源の利用が期待されている。しかし、林地残材に代表される森林バイオマスは、我が国に豊富に存在するにも関わらず、採算性が問題となり林内に放置されているのが現状である。従来のようにコストのみを基準とするのではなく、環境負荷という観点からその利用を促進していかなければならない。本プロジェクトでは、二酸化炭素排出量を基準とする、発電利用を想定した森林バイオマスの供給方法を検討する。
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グループ4
視覚障害者のための歩行支援
Travel aid for visually impaired pedestrians |
構成メンバー: |
河村 政昭 |
(航空宇宙工学専攻) |
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佐藤 陽平 |
(システム量子工学専攻) |
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戸倉 紘 |
(機械工学専攻) |
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横山 博史 |
(機械工学専攻) |
概要:
視覚障害者は点字ブロック・白杖・盲導犬などを歩行の助けとしている。しかし、安全な歩行のためには, 歩行者が周辺のより広範囲な危険情報 (工事現場, 放置自転車など) を得ることが必要である. われわれは、固定カメラや超音波センサを用いて収集した危険情報をデータベース化し、 全地球測位システムにより取得した歩行者の位置に対応した危険情報を歩行者に知らせるシステムを提案し、試作した。
さらに、こうしたシステムを普及させるためのコストの見積もりを行い、実現可能性を検討した。
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グループ5
乗客の行動予測に基づく、鉄道網の最適ダイヤ構築システム
Timetable Optimization System of Railway Network by Adopting the Strategy of Passengers. |
構成メンバー: |
友枝 明保 |
(航空宇宙工学専攻) |
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内田 誠 |
(環境海洋工学専攻) |
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小松 満仁 |
(航空宇宙工学専攻) |
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高山 糧 |
(機械工学専攻) |
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兪 逸淵 |
(航空宇宙工学専攻) |
概要:
鉄道ダイヤの設計は、「スジ屋」と呼ばれる人の経験則によるもので作成されており、単一路線ごとの設計にすぎないことが現状である。さらに、トラブルがあった場合のダイヤ修正や運転整理に関しても手動であり、中央司令部の指令担当が個々の列車に対して行っている。そこで、本プロジェクトは、人間の行動心理を導入した路線選択モデルを用いて、計算機シミュレーションを行うことで、鉄道「ネットワーク」全体を見渡したダイヤの最適化システムを提案する。
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