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第47回イブニングセミナー/第32回実践リーダーレクチャー 講演者:吉田 佳一(株式会社島津製作所 常務執行役員 技術研究副担当 基盤技術研究所長)
2012.12.20
工学部2号館2F 223号講義室
GCOE 「機械システム・イノベーション国際拠点」
第47回イブニングセミナー/第32回実践リーダーレクチャー
株式会社島津製作所
常務執行役員 技術研究副担当 基盤技術研究所長
吉田 佳一
日 時:2012年12月20日(木) 14:50-16:30
場 所:東京大学工学部2号館2F 223号講義室
授業科目:工学リテラシーⅡ(科目番号3722-130)
講演内容:科学計測とイノベーション
要旨:
科学の発展の過程は、仮説と観察を繰り返しながら仮説を修正し真実に近づける過程であるとも言える。また、産業の発展は、従来の方法・物を観察し、それをより良い方法・物へ改良していく過程でもある。この意味で何らかの観察手段が必ず必要となる。人間の眼でよい場合もあるが、多くの場合、従来観測できなかったことを可能にする新たな観測手段が実現できれば、イノベーションに繋がる。演者は分析計測機器メーカの研究部門に所属し、一貫して先端分析計測機器開発に従事してきた。その経験に基づき、企業における研究開発の実際について講演する。具体的事例として2002年ノーベル化学賞「レーザ脱離ソフトイオン化質量分析法」の研究開発過程を示し、それがもたらしたイノベーションを紹介する。
主催:
東京大学グローバルCOEプログラム「機械システム・イノベーション国際拠点」(GMSI)
東京大学実践型リーダー養成事業「イノベーションリーダー養成演習」(PCIL)
本件連絡先:
GCOE事務局 E-mail: gmsi-office@mechasys.jp, Phone: 03-5841-7437
添付ファイル: 第47回イブニングセミナー.pdf