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サイバーワールド 最後まで生き残るのはだれだ!?

工学系・航空宇宙工学専攻・教授 中須賀真一

2008.10.01

ニュートン (雑誌)

東京大学中須賀教授がプロジェクトリーダーとして、20の大学の間で金星に向かう衛星の共同開発がスタートした。この衛星上では、各大学が開発したオンボード・コンピュータが、深宇宙の過激な熱・放射線環境下でどのような性能を示すかを競い、最後まで生き残ったコンピュータが勝利するというコンペティションを実施する。これにより、様々な機器の宇宙環境下での耐性を一斉に実験することができ、また深宇宙からの低ビットレートの通信実験も実施する。JAXAのH-IIAで2010年にPlanet-C(金星オービター)の相乗り衛星として打ち上げられる予定である。

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