金子教授、日本機械学会教育賞受賞!
2008年4月17日
日本機械学会
日本機械学会教育賞
受賞者は、10年以上の長きに亘り、目下、社会の熱い関心を集めている小型分散エネルギーシステムをテーマとしたPBL教育を、学部学生や大学院修士学生に対して実施してきた。具体的には、所属する講座の特徴を生かした独自のPBL教育プログラムを展開するにあたり、米国、北欧でのPBL教育の実態調査を行い、その結果に基づき、所属学科・専攻のカリキュラムに適合した形でPBL教育を導入することに成功した。また、各種バイオガスを燃料として実験室内でマイクロガスタービンやガスエンジンシステム運転することの可能なテストベンチを試作し、このシステムを制御するためのソフトウェアを構築した。この制御ソフトは、ソフトウェアプリケーションコンテストにおいて最優秀賞を受賞し、分野を越えて高い評価を受けた。このような業績により、「小型バイオマスエネルギー変換システムを題材としたPBL方式による計測制御教育」に対して、日本機械学会教育賞を受賞した。